今日の所感

思ったことを書きます。

「ホウレンソウ」と「ザッソウ」

みなさんご存知の「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」
最近はこのホウレンソウだけではなく、「ザッソウ(雑談・相談)」と言ったものも、流行っているみたいです。

しかし、ザッソウ派(?)の人の意見を見ると、「ホウレンソウは、コミュケーションとして意味をなしていないのでいらない。」だったり、「雑談が大切で、あとはコミュニケーションの問題。」
といった意見が多いみたいです。

個人的には組み合わせればよいのでは?
と、思ったので書いてみました。

ホウレンソウの仕組み


まず、ホウレンソウは誰かから指示を受けてから発生します。

【報告】
義務感の有無:あり
系統:部下から上司
行動内容:状況や結果を伝える。

【連絡】
義務感の有無:あり
系統:部下から上司やグループのメンバー
行動内容:関係者に周知する。

【相談】
義務感の有無:なし
系統:部下から上司やグループのメンバー
行動内容:物事を決めるために、意見を聞く。

で、この相談に対する義務感が、報告や連絡と重要度が異なる気がするんですよね。
そのために、「ザッソウ」が大切なのかなと。

雑談は上司から持ちかけるもの

雑談のよいところとして、
・会話のきっかけになる。
・本音が出やすくなる。
・会話がスムーズに進む。
みたいなことが、得られると思います。

しかし雑談はよっぽどではない限り、部下の方から持ち寄ることは難しいと思います。(今、雑談してもいいのか? 業務とあまり関係ないことを話してもいいのか? 等)

そのため、上司(管理者)が、部下の状況を知るアプローチとして、この「ザッソウ」が必要になってくるのではないかと思います。(雑談の得意不得意はまた別の話で。)

ザッを提供して、ソウを得る。

この、「ホウレンソウ」と「ザッソウ」をうまく活用していきたいですね。

ちなみに、「かくれんぼう」ってのもあるみたいですね。
www.jprime.jp

雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

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超一流の雑談力

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