行動経済学を勉強しよう(罰金による罪の意識の軽減)
罰金による罪の意識の軽減とは?
罰金を導入する前は、社会的モラルがあったが、
罰金というペナルティが提示されたことで、社会的モラルが消滅してしまうこと。
行動経済学まんが ヘンテコノミクス より
ある保育園での話
■園内での話
時間になっても母親が迎えにこない、子どもたち4人がいつも残っています。
そこで保育園では、時間が過ぎたら超過料金として500円をいただくことにしました。
しかし次の日…… 迎えにこない母親が4人どころかいつもより増えてしまいました。
なんでだろう???
■母親目線では……
毎日仕事で忙しいお母さんたち。
(仕事がいつも間に合わなくって、迎えに行けない。 申し訳ない…… ごめんなさい……)
しかしここで保育園から、時間が過ぎたら超過料金として500円をいただくことにしました。というお知らせが来ました。
お母さんたちは、これで多少遅れても、500円払えば保育園で見てもらえる!
この話のポイント
「遅れて申し訳ない」という社会的モラルが、超過料金として500円支払うことによって消滅してしまう。
感想
akurukurukuru.hatenablog.comと似たような話な気がしましたね。
やっぱりお金の力って偉大だなあ……と。
人の気持ちって簡単にお金一つで変わるんですね。
お金が絡むときは、一旦冷静になって、多方面から物事を考えれるようにしていきたいですね。
- 作者: 佐藤雅彦,菅俊一,高橋秀明
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る