行動経済学を勉強しよう(アンダーマイニング効果)
アンダーマイニング効果とは?
内発的動機づけによって行われた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、動機づけが低減する現象をいう。
アンダーマイニング効果(あんだーまいにんぐこうか)とは - コトバンク より
家の壁に落書きをされ、困るおじいさん
ある日、家の壁に落書きをされ、困るおじいさんがいました。
困ったおじいさんは、落書きをする子どもたちにお小遣いをあげることにしました。
落書きされても、落書きされても、お小遣いをあげ続けました。
数日経ったときに、お小遣いをあげるのをやめました。
すると子どもたちは、落書きをしにこなくなりました。
この話のポイント
初めは自分たちが楽しむために落書きをしていた子どもたちでしたが、
おじいさんからお小遣いをもらっている間に、目的が落書きからお小遣いをもらうことに変わってしまった。
内発的動機 = 好きでしていた行動 = 落書きをすること
外発的動機 = 報酬 =お小遣いをもらうこと
感想
私は就職活動をしているとき、外発的動機より内発的動機があるところを探していました。
内発的動機があれば自然と外発的動機もついてくるだろうと思っていました。
しかし、私自身の中で内発的動機がいまいち固まっていなかったらしく、途中で自分は何がしたいんだろう。。。と考えるようになりました。
結果今の場所にいるのですが、その場所で内発的動機を見つけることができればいいのかな、と思いました。
周りには外発的動機だけで仕事を選んでいる人が多数居ますが、みんな長続きはしていないみたいです。
目に見える外発的動機も大切ですが、自分の中にある内発的動機を探すことも必要なスキルなのかな。と思いました。
- 作者: 佐藤雅彦,菅俊一,高橋秀明
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