行動経済学を勉強しよう(フレーミング効果)
フレーミング効果とは?
フレーミング効果とは、問題や質問の提示のされ方によって意思決定が異なることをいう。
フレーミング効果とは - コトバンク より
あるスーパーの跡取り息子
■ ポテトチップスを売り出すとき
息子「従来の製品の90%の油分を使用!!」
と広告に書いたら父親に怒られてしまいました。
父親「わしなら、こう書く」
父親「従来の製品より油分を10%カット!!」
息子「なるほど、これなら買いたい!」
■ ビールを売り出すとき
息子「ビールも今はライトな時代へ なんと97%水分」
と広告に書いたら父親に怒られてしまいました。
父親「わしなら、こう書く」
父親「アルコール分3% かなりライトな気分」
息子「なるほど、これなら買いたい!」
■しばらく働いていると…… なんと突然、父親が倒れてしまった!!!
医者「手術は20%で失敗してしまいます……」
息子「20%で助からないのか……」
ここで息子が思いつき、父親に伝えます。
息子「お父さん。手術の成功率は80%だから大丈夫!」
父親「なら頑張ってみるか!」
こうして父親の手術は成功し、無事退院出来ました!
この話のポイント
同じ情報でも、言い方を変えることにより、異なる印象をもってしまう。人は目の前にあるもの情報だけで、直感的に判断してしまう傾向がある。
マイナスな言い方「死亡率20%の手術」
プラスな言い方「成功率80%の手術」
感想
私はこの手法を昔から使っていたみたいですね。(効果の名前は知らなかった)なるべくプラスな言い回しをしていたので、結果良い方向に進むことが多かった気がします。
マイナスな発言が出そうになったら、一旦頭の中でプラスな発想を考えてみるのはいいかも知れませんね。
- 作者: 佐藤雅彦,菅俊一,高橋秀明
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