今日の所感

思ったことを書きます。

マルチタスク

「なんでAのことをやりながら、BもCもできるの?」と、言われたので自分なりに深掘りをしてみる。


人間にとって、マルチタスクは非効率

そもそも人間はシングルタスクでしか物事を考えることができません。
しかも、効率的に見えているかもしれないけれど、実はマルチタスク自体は非効率。
ABC同時にやっているように見えて、実は頭の中では A↔B↔C みたいな状態で、高速に物事をやり取りしているだけ。
なので、A→B B→A みたいな感じで戻ってきたときに、手戻りが発生したり、忘れたりと、無駄なことが起こってしまう。

じゃなんで効率的に出来てるの?

答えは「無意識」だからです。

例えば、「歩きながら人と話す」場合。
A は 「歩く」
B は 「人と話す」とします。

まず「歩く」という動作を意識してやっているか。(ここでの意識は、歩くにはまず左足を上げて、前の方に左足を下ろして……と言ったこと)
おそらくほとんどの人が意識をして歩いているわけでは無いと思われます。
と、なるとあとは「人と話す」が残ります。
人と話す場合は基本的に、頭の中で考えて話をすると思います。
なので、頭の中では「人と話す」ことだけが残ります。

で、歩く(無意識)+ 人と話す(意識的)が合わさり、マルチタスクを行っているように見えるのです。

この無意識で行えるタスクが多くなればなるほど、マルチタスクの幅が広がって、いろんなことが同時に行える(行っているように見える)ようになるのです。

基本的には一つの物事しか考えない。が大切ですね。